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2009.06.16 (Tue)

アンソロの練習。~ロサリオからの招待状~

「招待状・・・ロサリオから?」


私は怪訝そうに手元に届いた手紙を眺めながらつぶやいた。

ロサリオとは、セビリア酒場の料理上手の娘である。

確かに妙齢で、美しい。船乗り達の心のオアシス・・・といったところか。

特に私は彼女に執心になったわけでもない。

遠方ギルドからの依頼を達成した際に、定期船で連絡をとってもらえるように口ぞえをしてもらうくらいの仲だ。そう、たかだかそれくらいなのだ。

何より私は口説くのが苦手だ。

そんな私になぜこんな手紙が来るのか・・・・

口説くといったら・・・・りおにゃだ。

私はしたり顔の冒険家を思い浮かべた。

彼はこの間、どこかにいっしょに航海したときに酒場娘になにか渡して愛想よく話をしていたし、その前などイレーヌに定期船連絡の口ぞえをお願いしたときに

「この間はRio.と一緒にいたわよね?今日は一緒じゃないの?・・・・彼がどうかしたかって?・・・いえ、なんでもないの。あの人はいい人よね」


などといいつつ、顔をほんのり赤らめながらうつむくイレーヌをみた。

私としてはとても羨ましいものではあるが、当然ながらそのようなことは私に出来ようはずがない。

あるいは私と「バーボンハウスの双璧」として肩を並べるオスカー・ゴ・ロイエンタールなども、先日人狼ゲームで頭がおかゆ状態のときに、酒場娘から恋文らしき手紙が届いていたな。


その後酒場で、お互いの女性観の相違から壮絶な殴り合いをしたらしいが。




(らしいというのは酒のせいか、本当に覚えていなくて、後日、居合わせた人から聞いた話だからだ。朝目が覚めたら酒場がぐちゃぐちゃで、私も彼も一人で立ち上がれないほどの怪我を負っていた。)



ともあれそんな恋文のような手紙が来るのは、彼らのようなところであろうになぜ私なのか。

そんなことを考えてはいるものの、やはり私も一人の男だ。

心のどこかで「もしかして」などとあらぬことを考えている。

そんなモヤモヤとした不安と期待に苛まれた心境を抱えつつ、覚悟をきめて、えいと封をきり、中身を取り出し、たたんである紙を開いて、読み出した。



「本日21:00 セビリアいちの酒豪を決める大会があるらしいぜ。ロサリオは酒の強い海の男が好きだとよ。あんたも自信があるなら参加してみないか?」



ロサリオがこんな文章書くわけがない。それに確かにしっかりと書かれた文字であったが、女性の筆跡とは思えない。

私はがっかりしたようなほっとしたような、しかし中身がわかったらそれはそれでなんだか変な気分になった。

私は商会の納品などもあって、しばらくはセビリアに滞在する予定であったし、特に急ぎの用もない。送り主の真意はともかく、参加してみることにした。




「ロサリオは酒の強い海の男が好きだとよ」




そうだ。もし勝ち抜けば、こんな私でもロサリオを振り向かせることが出来るかもしれない。

いや振り向かせるだけではない。それよりも・・・・。



「セビリアいちの酒豪か・・・・ふふ・・・」



後ろで心配そうに見つめる二人の副官を、気にもとめるわけもない。


私の心はもうすでに、今夜開かれる酒宴と、その先にある結末に想いを馳せていた・・・。













【More・・・】

はい。ごぶさたをしております。


アンソロ企画、すすんでません。ほとんど。

なので、駄文でも、思いついたことをツラツラ書き綴っていけば、そこからいい文章ができるかな?とおもい、書き下ろしました。


くーさんからだいぶ前にリクいただいたんだけど書いてなかったから。

練習がてらこれからチマチマあげていこうかと思います。


ということで今後とも宜しくお願いいたします。





ちなみに私のアンソロコンセプトは


「本筋とは全く関係ないけど、こんなユーザーイベントができるのは大航海時代だけ!!!」

という「横道にそれる楽しみがあるMMO」の宣伝です。


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13:26  |  短編書き下ろし  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

コンゴトモヨロシク^^

まったりガンバ
クレア |  2009.06.19(金) 00:06 | URL |  【編集】

クレアー

まったりがんばる^^b

ありっと
ミッターマイヤー |  2009.06.22(月) 18:13 | URL |  【編集】

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