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2013.06.24 (Mon)

食後に一杯の紅茶を。

「やあ、マスター。ランチメニューはまだ残っているかい。」


「おや、人気作家のオルティス先生。まだ大丈夫ですよ、Aランチは売り切れてしまってますが。」

「何を急にかしこまって、先生だなんて呼ぶんだ。いつもどおりにしてくれよ。じゃないと、二度と足を運ばないぞ。」


「へえへえ、すいません先生。さて、なににしましょうか?」

「じゃあ、Bランチとセイロン産の紅茶を。」


「かしこまりました。今日はながくなりそうですかな。」

「そうだなあ。できれば必要以上に長居したくはないのだけれどね。」


「大ヒットした幽霊話はちょっとした冒険でしたしね。なにより、うちの店で構想が練られた、しかも当事者がたまたまその場に居合わせたというのが大きかったですね。うちにとってもよい宣伝になりましたし。」

「そのわりには、私に1ドゥカートも礼金をよこさないじゃないか。」

「そうがつがつしないでください先生。今日のランチはサービスにしておきますから。」



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