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2012.07.10 (Tue)

紅の傭兵(上)

ポルトベロ城塞戦から数年さかのぼった頃の話・・・


ミッターマイヤーはアムステルダムに来ていた。

かつて所属していた古巣を訪ねたわけではない。

盟友であるE・メックリンガーより、冒険中の護衛を依頼されたのである。

冒険家といえば聞こえはいいが、メックリンガーはまだ駆け出しである。

それにどちらかと言うと交易で身をたて、潤沢な資金を背景に遺跡発掘や美術品収集に従事している。

ミッターマイヤーとはルアンダへ宝石を買い付けに行っている頃からの仲である。


それにミッターマイヤーは、彼がまだ海に出たばかりのころに、何かと世話になった人物の故郷でもあるため、セビリアと同等の愛着をもっているようであった。

彼はメックリンガーの護衛の他に、都合があえば、その旧友にも挨拶をしておこうと思っていたのだった。


二人は港前で合流を果たすと、立ち話もそこそこに酒場へ向かい、マスターにコース料理をオーダーした。

そして、今回メックリンガーが受けた依頼の事や、今後の方針などについて話し合った。










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