2012.05.16 (Wed)
帰れる場所があるから
セビリア三番商館には夜遅い時間にもかかわらず、いまだ、煌々と明かりがともされている。
戦争だ何だと何かと騒がしかった昼間とは一変して、外は暗闇と静寂に包まれて、物音ひとつしない。
商館でも、少し物音をたてようものなら、響き渡ってしまうくらい、今夜に至っては静かである。
いや、本来ならそういうものなのであろうが、この三番商館の明かりがついているうちは、昼も夜も関係がないくらいの喧騒に包まれているのが常であった。
酒を飲むもの、本を片手に談笑するもの、腕試しをするもの、議論するもの・・・。
今夜は商会秘書が記録をする日誌や、なにやらの書類にサインをする際の、ペンを走らせる音が聞こえるばかりである。
「ラーベナルト。世話になったな。これでとりあえずはお別れだ。」
「会長・・・寂しくなりますね。」
「君がこの書類を受領すれば『元』商会長だ。」
サインを済ませた二通の書類を差し出して、頬に傷のある男は笑みを浮かべた。
「いろいろと・・・まあなんだ。その、元気でな。」
この期におよんでうまく言葉がでてこない自分を情けなく感じつつ、絞り出した別れの言葉は実に平凡で、ありきたりなものであった。
秘書と男は握手を交わすと、手元にあったウィスキーの入ったグラスを一息に飲み干し、商館を出て行った。
戦争だ何だと何かと騒がしかった昼間とは一変して、外は暗闇と静寂に包まれて、物音ひとつしない。
商館でも、少し物音をたてようものなら、響き渡ってしまうくらい、今夜に至っては静かである。
いや、本来ならそういうものなのであろうが、この三番商館の明かりがついているうちは、昼も夜も関係がないくらいの喧騒に包まれているのが常であった。
酒を飲むもの、本を片手に談笑するもの、腕試しをするもの、議論するもの・・・。
今夜は商会秘書が記録をする日誌や、なにやらの書類にサインをする際の、ペンを走らせる音が聞こえるばかりである。
「ラーベナルト。世話になったな。これでとりあえずはお別れだ。」
「会長・・・寂しくなりますね。」
「君がこの書類を受領すれば『元』商会長だ。」
サインを済ませた二通の書類を差し出して、頬に傷のある男は笑みを浮かべた。
「いろいろと・・・まあなんだ。その、元気でな。」
この期におよんでうまく言葉がでてこない自分を情けなく感じつつ、絞り出した別れの言葉は実に平凡で、ありきたりなものであった。
秘書と男は握手を交わすと、手元にあったウィスキーの入ったグラスを一息に飲み干し、商館を出て行った。
2011.05.05 (Thu)
そろそろ
潮時ですかな。
海に出れない。出る気にならないのは。
そのうち、ここ閉めようと思ってます。
まあ、ほっといてもいいですけど。せっかく今まで書いたんだし。
で。
mixiやらツイッターやら整備しました。
そっちで連絡とりて〜ってモノ好きな人がいたら
DOLメールでも
こっちにコメでもください。
よろしく。
2011.03.14 (Mon)
安否確認
【緊急】DOL災害用伝言板にバーボン板登録しました。 http://j.mp/eYd07D
バーボンハウスの人も、そうでない人も、一度掲示板確認ください。
とにかく、今は生きていてください。
2011.02.15 (Tue)
激戦未だ冷めやらず 〜突入前演説〜
「水兵諸君。これより我らは地下道を抜けて、ポルトベロ城塞へと侵入する。」
「ココに集った400と4人。これだけの数で、あの難攻不落の城を落とすのだ。」
「どうだ?今の気分は?」
「波を枕にし、ねぐらは船として生きてきた海の男である以上、陸地での戦闘など、諸君らにとっては不本意の極みであることは、いまさら言うまでもないことであることは、私も承知している。」
「私とて、諸君らを率いる身にある者だ。これまで諸君らとともに、楽しみも苦しみも海上で分かち合ってきた。」
「カナリア沖で、猛追してくる海賊に轟音機雷を巻いて一泡吹かせてやったり、10隻のガレアスを相手に大立ち回りをしてみたりと、話をすればキリがない。」
「だが、諸君。想像してみてほしい。今、ここで、われらが、海賊どもを討たなければどうなるのか。」
「カリブ海はわれらが同朋の船が、屍が、累々と浮かぶ死の海域となるであろう。」
「今、海上ではガレー船が猛威をふるい、城塞ポルトベロを前にして決定的な一撃を打てずにいる。」
「その中で、横一線、海上を覆い尽くすほどの大艦隊を囮として、われらバーボンハウスの精鋭たちが、城塞へと続く地下道を突破し、首魁マルナードを討ち果たすのだ。」
「諸君、勇敢なる海の男を自認してやまない水兵諸君。バーボンハウス艦隊にあってその名をとどろかせる水兵諸君よ。」
「われらバーボンハウスが何故老舗商会として君臨していたか。何故!バーボンハウスが畏敬の念をもって遇されるのか。」
「荒波で鍛えたその力をもって、幾多の苦難をも乗り越えた勇気をもって、それを証明し続けてきたからである。」
「そして今、ポルトベロに立てこもる海賊どもは、われらの力を存分に味わうこととなるだろう。」
「さあ、諸君。その手に握られた得物を存分に振るうがいい」
「地獄を作るぞ。」









